結婚式の中で、新郎新婦さまの個性が特に出せる場面、それは「演出」や「余興」です。
お料理やドレスなどは予算が大きく関係しますが、演出や余興は司会者のアイデアや引き出し次第で新郎新婦さまの満足度を大きくあげることができます!
今回は、結婚式でのオススメの演出や余興について、定番だけでなくネタ系まで5個のアイデアをご紹介します!
目次
オススメの演出とは?
私はこれまで100組以上、結婚式の司会進行をしてきました。
担当させていただいた新郎新婦さまは思い出深い方たちばかりなのですが、その中でも印象に残っている演出をご紹介します。
演出1:ウェルカムスピーチ
定番となりつつある「ウェルカムスピーチ」
披露宴の冒頭で新郎新婦さまがゲストのみなさまにご挨拶をされる演出です。
私が担当したカップルの場合、ほとんど新郎さまがお2人を代表されてスピーチをされています。
(たまに、新郎さま→新婦さま→新郎さま の順番でご挨拶されるカップルもいらっしゃいます。)
内容としては
◆「本日はお越しいただきありがとうございます」というゲストへの感謝の気持ちを伝える
◆「先ほど、無事○○で挙式を執り行いました。」や「現在、妻のお腹の中には赤ちゃんがいます。」といった報告を交える
◆「短い時間ではありますが、今日は楽しんでいってください」という言葉で結ぶ
といった感じです。
ウェルカムスピーチのメリット

披露宴がスタートしたばかりの時間帯は、新郎さま側も新婦さま側のゲストも緊張しているもの。
ウェルカムスピーチがあることで、会場全体の雰囲気が和むという効果もあります。
私がいつも積極的にオススメしている演出の1つです。
演出2:ブーケプルズ

ブーケプルズとは、新婦さまがお持ちのブーケに複数つながったリボンを、結婚を控えている女性たち(主に新婦さまのご友人)に引っ張ってもらう抽選形式のイベントです。
ブーケにつながっているリボンは実際には1本のみ。
ブーケを見事引き当てた人にプレゼントし、その後新郎新婦さまと記念写真を撮るという流れが多いです。
ブーケトスと同じ意味合いを持ち「ブーケを受け取った人が次の花嫁になれる」とされています。
ブーケプルズのメリット
ブーケトスと違い、ブーケプルズは花束を投げません。
ですので、屋内でスペースが限られていてもOKな演出です。
ブーケは一体どの女性に当たるんだろう!?というワクワク感があり、ブーケプルズに参加している方はもちろん、会場全体が盛り上がります!
演出3:ファーストバイト
ウェデイングケーキご入刀の後に行われる演出。
ケーキをすくっていただき、お互いにケーキを食べさせあっていただきます。
新郎さまのお口へケーキを運ぶアイテムとして、ビッグスプーンやおもちゃのスコップなどのアイテムを準備される方もいらっしゃいます。
ファーストバイトのメリット

ずばり!新郎新婦さまのお幸せの表情をカメラにたくさん収められること!
ゲストのみなさまが様々な角度からお2人のお姿を撮影されますので、素敵なショットが撮れる確率がぐんとアップします!
オススメの余興とは?

それでは、披露宴後半で披露される余興について、オススメをご紹介します!
余興1:新婦さまのドレスの色あてクイズ

お色直しでカラードレスを着用される新婦さまが「何色のドレスで登場するか?」を予想するのが「ドレスの色あてクイズ」です。
基本的な流れはこのような感じです。
①受付ブースに投票用紙とカラー別の投票BOXを設置しておく
②ゲストはカラードレスの色を予想し、自分の名前を書いた投票用紙にを同じ色の投票BOXに入れる
③お色直し入場
④新郎新婦さまがメインテーブル横のステージに進み、正解の投票BOXから抽選
⑤当選者(名前が書かれていた人)にステージに来てもらい、プレゼントを渡す
⑥新郎新婦さま+当選者で記念撮影
新婦さまのドレスの色あてクイズのメリット

定番の演出ではありますが、ゲーム性がありますのでワクワク感があります。
ゲストの方全員が参加できるクイズなので、会場に一体感が生まれるのもメリットと言えるでしょう。
また、新婦さまが一生懸命選んだドレスをゲストに注目してもらえるというのもポイントかも知れませんね。
余興2:新郎新婦さまクイズ

新郎新婦さまにまつわるクイズを何問か出題し、勝ち抜いた方にプレゼントを渡すというものです。
新郎新婦さまクイズのメリット

「お2人ならでは」のクイズですので独自性が出せますし、ゲスト全員が参加できますので会場全体に一体感が生まれます。
また、ゲストの中にはこのクイズの中で初めて知る情報(プロポーズのシチュエーションなど)もありますので、お2人のことをより良く知るキッカケにもなります。
あとがき
みなさま、いかがでしたでしょうか?
結婚式のオススメの余興などについてご紹介しました!
結婚式を控えている方は演出の候補として、司会者の方は新郎新婦さまにご提案する材料として、ぜひ参考にされてください!